中学教諭痴漢:罰金50万円を求刑 弁護側は無罪主張−−論告公判 /京都
毎日新聞 2012年7月19日(木)16時17分配信
電車内で痴漢行為をしたとして、京都府迷惑行為防止条例違反罪で起訴された大阪府高槻市立中学校教諭、柿木(かきぎ)浩和被告(50)=大津市神領2、起訴休職中=の論告求刑公判が18日、京都地裁であった。検察側の罰金50万円の求刑に対し、弁護側は「故意に触ったという立証はない」と無罪を主張し結審した。判決は10月29日。
論告によると、柿木被告は11年1月18日朝、JR東海道線山科−京都間(京都市)を走行中の車内で、私立高校2年の女子生徒(当時17歳)の尻を触った、とされる。
検察側によると、事件の前にも同時間帯・同路線で2件、同様の被害届があったことから府警鉄道警察隊が警戒に当たっており、人相などから柿木被告をマーク。警察官5人が同乗し監視していたところ、痴漢行為を目撃した、としている。
一方、弁護側は「予断を持った捜査。警察官の供述調書は不自然で変遷している」として無罪を主張。結審までに、柿木被告の友人や教え子ら約3万人分の無罪判決を求める署名や、嘆願書を地裁に提出した。【田辺佑介】
7月19日朝刊
※この事件についてだけは、何かがおかしいような気がします。
事件として既に掲載しているので、引き続き記録していきますが、経過を注視していきたいと思います。